語りたい本

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【「はじめに」から面白い】『教養としてのヤクザ』は現代のヤクザを知るための入門書

①対話形式で分かりやすくヤクザの世界を知れる   教養としての〇〇というタイトルの新書が、いっとき雨後の筍の如く勃興していた。正直「教養」とつけておけば何となく高尚な感じに収まってしまうが故のタイトル選定かと思っていた。しかし、今回...
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西村賢太『下手に居丈高』は令和の時代に読むからこそ面白い。

私小説家 西村賢太という男  普段エッセイを好んで読む私がKindle Unlimitedで気になるタイトルを見つけた。『下手に居丈高』というその本のタイトルに引っかかってしまった私は、下手なのに居丈高とはどういうことかと思い軽く目...
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確かにそこにいた人の人生を追体験できる「ヤンキーと地元」を今読むべき理由

あらすじ 沖縄の暴走族やヤンキーの調査を私が始めたのは二〇〇七年のことだ。 その頃、ゴーパチ(国道五八号線)にいた若者たちは、二〇一七年にはサラ金の 回収業、金融屋の経営、スロットの台打ち、性風俗店の経営、ボーイ、型...
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